NOON 無罪確定!!!


無罪 確定!!

平成28年6月7日、最高裁判所第3小法廷は検察側の上告を棄却し、大阪地裁、高裁での無罪判決を支持しました。

長い裁判を経て、遂にNOONの「無罪」が確定しました!
これまでご支援を頂いた皆様に心から感謝いたします。

以下は弁護団声明です。

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NOON風営法違反被告事件
金光正年さんの無罪確定に関する弁護団声明

 最高裁判所第3小法廷は平成28年6月7日、無許可でクラブ「NOON」を経営し、客を踊らせて飲食させたとして、風営法違反罪(無許可営業)で起訴された金光正年さんについて、第一審無罪判決を不服とする検察官控訴を棄却した控訴審判決を支持し、検察官の上告を棄却した。平成24年4月の摘発から4年以上にわたり、被告人の地位に縛り付けられてきた金光さんの無罪がようやく確定する。
 最高裁判所第3小法廷の決定は、検察官の主張が適法な上告理由にあたらないことを理由とする門前払いである。法の不当な拡大解釈にこだわった検察官の主張が退けられたのは当然だ。一方で、金光さんと弁護団が強く求めてきた憲法判断には踏み込まず、あるべき法解釈のかたちを示さなかった点は極めて残念である。
 上告棄却決定により、平成27年1月21日控訴審判決の判断枠組みが確定する。控訴審判決の解釈に基づけば、風営法ダンス営業規制の対象は「立法当時から想定されていた、男女が組になり、かつ、身体を接触して踊るのが通常の形態とされているダンスをさせる営業」に限られる。ほぼすべてのクラブが規制対象の風俗営業には当たらなかったのである。控訴審判決の判断は、時代や社会の変化に応じて規制の対象やあり方も変わるべきこと、不当な法の拡大解釈による規制強化は許されないことを、はっきりと示したものといえよう。
一審無罪判決後、客にダンスをさせるか否かを指標とする風俗営業規制を廃止する改正風営法が成立した。他方、風俗営業の枠外としつつも、都道府県公安委員会の許可を要する特定遊興飲食店営業規制が新たに設けられ、まもなく施行される。
「ダンス」以上に曖昧で、いかようにも解釈できる「遊興」概念に基づく営業規制は、不当な拡大解釈、恣意的な解釈による規制強化を再び招くおそれがある。規制当局は、改正風営法に基づく規制についても、本件第一審判決及び控訴審判決が示し、上告審が是認した法解釈を十分に尊重し、不当な拡大解釈によって規制を強化しようとする試みが許されないことを肝に銘ずべきである。

平成28年6月9日
NOON風営法裁判弁護団 一同

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